断捨離

断捨離

2020年3月7日

断捨離という言葉が定着したのはここ7,8年ぐらいのように感じる。
改めてみるとすごい言葉だ。断る、捨てる、離れる。
人間は基本執着の塊のようなところもあるので、実行するのはけっこう難しい。

私は一度だけ、ときめいたものだけを残すという「片付けの魔法」のこんまりさんに、東京で開催されたあるセミナーの飲み会でお会いしたことがある。もう10年以上前のことだ。その時は、「この人には挨拶した方がいいですよ。」とセミナーで初めて出会った同郷の人に言われ、名刺交換だけした。

とても小さくまるで小学生といっても通るようなお顔で、着ているものもシンプルだったと思う。ただ、表情の笑みはプライドが高そうで、軽く見下されているかもと感じた。一人の人間に子供と大人が同居して存在していているようで、そのギャップに「一体、何者・・・?」というのが正直な感想だった。

その後数年経って、本が出版され、マスコミに出始めた頃に初めて片付けのプロと知った。

あのあまりの清潔感というか、澱みのない透き通った空気感は普段の生活で培われたものなのだろう。

彼女の本を読んでから以前よりは、ものを捨てれるようになったが、それでも私の部屋は中々片付かない。

懐もさびしくなってきたので、今はやることをしぼって、それに合わせて本やダイレクトメールなどの情報も押えることにし、とりあえず今日はメールの解除をした。サプリも費用対効果を考え種類を絞っていこう。

人間関係については、今の私は過去の人たちからは離れており、ここ半年ぐらいの間に随分新しい人たちと出会ったので、その中の数人と付き合って行ければ良い。

今度はミニマリストという言葉をよく聞くようになったが、そこまではいかなくても、少しずつ身の回りを簡素にしていきたい。

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