心の友

心の友

2020年1月19日
昔から頭のいい人ほど不都合なもの、関わると面倒くさいものから目をそらすと感じてきた。そして情報を選別し、意識的なのか無意識なのか分からないが自分の利になる動きを私にさせるような情報を流す。或いはこちらから聞いて知っていても「知らない。」と平気で言う。頭のいい人ほどそれが平然と自然に「よくここまでっ!!」と思うくらいに白を切ることができてしまう。いわゆるサイコパスな人たちなのだろう。

私は昔からこういう人と関わることが多く本当にうんざりしてきた。人を振り回すことを生きがいのようにしている人たち。

だから私は年を経る毎にルールを決め、そのルールから外れるような人たちと関わるのは時間の無駄で、だったら本屋にいって立ち読みをしていた方がまだ有益と考えるようになった。

今の時代誰と話すにも「距離の壁」はなくなった。いくら距離が近くても「心の距離」が遠い人と深く付き合う必要もなくなってくるのではないかとも思う。

私は中学生の頃「進研ゼ〇」をやっていて、その中に中学生同士が電話で悩みを吹き込んで、それを聞いた答えたい人が答えるというサービスがあった。

当時、部活の人間関係に悩んでいた私はそこに電話をかけ悩みを吹き込み、後日回答してくれた中学生たちの言葉を聞いた。

あったこともない私のために丁寧に誠実に答えてくれる人がいるというのはそれだけで嬉しかった。

ただ残念なことにそれっきりで、その後どうなったとか、それを受けてこう思ったなど継続的なサービスがなく、「一人じゃない」と思えたのは短い間だけだった。

これは今の時代だったら、長期間交流ができるし本当に「心の友」を作ることができ、ひょっとしたら「人生の財産」ともいえる仲間ができるのではないか。

子供にはネット上の規制がかかってしまい、それをクリアするためには安全性の担保が必要だ。

そのサービスを作ることはできないか最近考えることが多くなった。

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